小澤征爾さんの実力が、話題だけではなく音楽性も確かなものであることをあかしたレコーディングがチャイコフスキーの歌劇“スペードの女王”全曲盤(Tchaikovsky;Pique Dame)でした。リーザにミレッラ・フレーニ、ゲルマンにヴラジーミル・アトラントフと華のある歌手を迎えての録音だったこともロシア人歌手で固めて上演されることの多いチャイコフスキーの歌劇を音楽だけででも楽しめることになったのでした。CDは品薄と言うよりも、どうやって検索するかが難しいらしく“小澤征爾”でも“スペードの女王”でもAmazonではヒットさせられません。CDショップ店頭でも見つかりにくいところにあるのも実状ですが、小澤征爾さんが録音を残した歌劇が「Tchaikovsky: Pique Dame (Complete)」だけだったとしても将来まで評価を裏付けるものになると、わたしは重要に考えています。
- 海外オペラアワー -
▽メトロポリタン歌劇場 歌劇“スペードの女王”ほか
「歌劇“スペードの女王”」 チャイコフスキー作曲
(第1幕第1場:33分31秒)
(第1幕第2場:29分47秒)
(第2幕第1場:33分11秒)
(第2幕第2場:24分14秒)
(第3幕第1場:11分12秒)
(第3幕第2場:15分02秒)
(第3幕第3場:19分21秒)
士官ゲルマン…(テノール)ウラディーミル・ガルージン
リーザ…(ソプラノ)カリタ・マッティラ
トムスキー伯爵、ズラトゴール…
(バリトン)アレクセイ・マルコフ
エレツキー公爵…(バリトン)ペーテル・マッテイ
チェカリンスキー…(テノール)アサム・クライン
スーリン…(バス)ポール・プリシュカ
ナルーモフ…(バス)ジェレミー・カリヨン
チャプリツキー(テノール)マーク・ショウワルター
伯爵夫人…(メゾ・ソプラノ)ドローラ・ザジック
ポリーナ、ミロヴゾール…
(メゾ・ソプラノ)タマラ・ムンフォード
儀典長…(テノール)ベルナール・フィッチ
家庭教師…(メゾ・ソプラノ)キャサリン・デイ
マーシャ…(ソプラノ)ダニエル・パスティン
プリレーパ…(ソプラノ)ディーナ・クズネツォワ
(合唱)メトロポリタン歌劇場合唱団
(管弦楽)メトロポリタン歌劇場管弦楽団
(指揮)アンドリス・ネルソンス
~アメリカ・ニューヨーク メトロポリタン歌劇場で収録~
<2011/3/26>
(メトロポリタン歌劇場提供)
“花嫁のワルツ”」チャイコフスキー作曲
(3分52秒)
「バレエ音楽“白鳥の湖”第1幕から“ワルツ”」
チャイコフスキー作曲
(7分48秒)
「バレエ音楽“眠りの森の美女”第1幕から“ワルツ”」
チャイコフスキー作曲
(4分41秒)
「バレエ音楽“くるみ割り人形”第2幕から“花のワルツ”」
チャイコフスキー作曲
(7分11秒)
「交響曲 第5番 ホ短調から 第3楽章」チャイコフスキー作曲
(6分20秒)
「交響曲 第6番 ロ短調“悲そう”から 第2楽章」
チャイコフスキー作曲
(7分51秒)
(管弦楽)フランス国立管弦楽団
(指揮)クルト・マズア
~フランス・パリ シャンゼリゼ劇場で収録~
<2011/1/20>
(ラジオ・フランス提供)
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