2011年4月30日土曜日

今日は一日“戦後歌謡”三昧 - 2011年4月29日、NHK-FM

祝日にNHK-FMで放送されている「今日は一日○○三昧」。4月29日は“戦後歌謡”でした。リクエストで選曲されているから、キャンディーズの“あなたに夢中”がオンエアされたときには済し崩しにキャンディーズ特集になるのではないかと思いました。でも、14曲が紹介された三橋美智也さんの特集となったのは聴き手の趣向が違っていたという事でしょう。昭和50年代の曲では、さとう宗幸さんの「青葉城恋唄」が聴く事が出来ました。母もこの曲は好きでしたから戦後歌謡史には何時までも残っていくでしょうね。

(2011-04-30_23

スタジオの写真。CDを使って放送されたのは残念なところ。リクエストに即応するためにはやむを得ないけれども、レコードを使った番組を製作して欲しい。

SPレコードのうた《哀愁列車》 - 熊本弁訳

惚れて、惚れて、惚れておるとに行くオルに、旅ば急かすっベルん音。辛かホームに来はしたが、未練心に躓じぃて落とす涙の哀愁列車。
燃えち、燃えち、燃えち過ごした湯の宿に、後ろ髪引く灯りが一つ。今宵逢瀬を待ちわびっ。君の幸せ祈りつつ、旅に逃るる哀愁列車。
泣ゃあち、泣ゃあち、泣ゃあちおっとば知らんぷり、窓は二人を遠くする。堪えきれずに見返れっと、すがるせつない瞳のような、星が飛ぶ飛ぶ哀愁列車。

哀愁列車 試聴する

 

アマデウスクラシックス通販レコードの案内 - シューベルト:交響曲No.8《未完成》、《ロザムンデ》序曲、バレエ音楽No.2 フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル

通販レコードとしてゴールデンウィーク前にご用意したのは8枚。指揮者フルトヴェングラーは今年、生誕125年のアニヴァーサリー。SPレコード時代から日本の音楽ファンに愛聴されてきたのがウィーン・フィルとの《未完成》ではないでしょうか。LP時代、そしてCDになってライヴ音源がたくさん登場して良い音やらどうやら、どれがなにやら分からなくなっていませんか。スタジオ録音盤はこちらです。 http://ow.ly/4IWBk

Falp30043

CD:シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」/ロザムンデ序曲

通販レコード 新着盤 2011年4月30日掲載

【交響曲】

  • レーベル:仏 PATHÉ MARCONI
  • レコード番号:FALP-30043
  • オリジナリティ:1stラベル

曲目:

  1. シューベルト:交響曲 No.8 《未完成》
  2. シューベルト:《ロザムンデ》序曲、バレエ音楽 No.2

演奏:

  • 指揮:ウィルヘルム・フルトヴェングラー
  • 管弦楽:ウィーン・フィル

2011年4月29日金曜日

アマデウスクラシックス通販レコードの案内 - ブルックナー:交響曲 No.3 ベーム指揮ウィーン・フィル

通販レコードとしてゴールデンウィーク前にご用意したのは8枚。7枚目は「ブルックナー:交響曲第3番《ワーグナー》」。ウィーン・フィルの弦楽器の美しさ。ブルックナーの3番で聴きやすさ、曲の良さを分からせてくれた録音でした。 http://ow.ly/4Jsos

Sxl6505

CD:ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」

【交響曲】

  • レーベル:英 DECCA
  • レコード番号:SXL - 6505
  • オリジナリティ:ffss、スモール・ラベル、1stラベル

曲目:ブルックナー:交響曲 No.3

演奏:

  • 指揮:カール・ベーム
  • 管弦楽:ウィーン・フィル

アマデウスクラシックス通販レコードの案内 - チャイコフスキー:ピアノ協奏曲No.1 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、コンドラシン指揮バイエルン放送交響楽団

通販レコードとしてゴールデンウィーク前にご用意したのは8枚。6枚目はクラシックのベスト中のベスト。CDは ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 共にライヴ録音の2大名曲の取り合わせ、二組の指揮者とオーケストラを相手に30歳代のアルゲリッチの奔放で緻密な演奏の刺激は未だに聴き手に感じさせる感動は衰えず。 http://ow.ly/4JnI1

Philips6514118

CD:ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番

【協奏曲】

  • レーベル:蘭 PHILIPS
  • レコード番号:6514 118
  • オリジナリティ:レッド・ラベル、オリジナル

曲目:チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 No.1

演奏:

  • ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
  • 指揮:キリル・コンドラシン
  • 管弦楽:バイエルン放送交響楽団

アマデウスクラシックス通販レコードの案内 - ファリャ:スペインの庭の夜、ショパン:ピアノ協奏曲No.2 デ・ラローチャ(ピアノ)、コミッシォーナ指揮スイス・ロマンド管

通販レコードとしてゴールデンウィーク前にご用意したのは8枚。5枚目は隠れたピアノ協奏曲「ファリャ:スペインの庭の夜」。アリシア・デ・ラローチャとデ・ブルゴスとの演奏はリマスタリングCDで聴く事が出来ます。が、コミッシォーナとの録音はハチャトゥリアンを組み合わせてCD化されて以来レア http://ow.ly/4Jtjl

Sxl6528

CD:ファリャ:スペインの庭の夜

通販レコード 新着盤 2011年4月30日掲載

【協奏曲】

  • レーベル:英 DECCA
  • レコード番号:SXL - 6528
  • オリジナリティ:ED-4、1stラベル

曲目:

  1. ファリャ:スペインの庭の夜
  2. ショパン:ピアノ協奏曲No.2

演奏:

  • ピアノ:アリシア・デ・ラローチャ
  • 指揮:セルジュ・コミッシォーナ
  • 管弦楽:スイス・ロマンド管弦楽団

アマデウスクラシックス通販レコードの案内 - ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ)、ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ウィーン・フィル

通販レコードとしてゴールデンウィーク前にご用意したのは8枚。4枚目は「ベートーヴェン : ピアノ協奏曲全集」と言えば何を置いてもファースト・チョイスにお薦めします。CDは今年没後30年のバックハウスを記念してリマスタリング http://ow.ly/4IeJc

Csa2401

CD:ベートーヴェン : ピアノ協奏曲全集 (新リマスタリング)

通販レコード 新着盤 2011年4月30日掲載

【協奏曲】

  • レーベル:米 LONDON
  • レコード番号:CSA - 2401
  • オリジナリティ:ffrrスモール・ラベル、1stラベル、英DECCAプレス、4LP

曲目: ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集

演奏:

  • ピアノ:ウィルヘルム・バックハウス
  • 指揮: ハンス・シュミット=イッセルシュテット
  • 管弦楽: ウィーン・フィル

アマデウスクラシックス通販レコードの案内 - ホワイトハウスのパブロ・カザルス

通販レコードとしてゴールデンウィーク前にご用意したのは8枚。3枚目は“室内楽”のレコードの中でも良く知られ、聴かれている名盤。「鳥の歌-ホワイトハウス・コンサート」は1938年以来公の席では演奏を中止していた巨匠が、ケネディ大統領に招かれて一世一代の名演を残したもの。ライヴ録音のハンディもあるのに室内楽では最も聴かれています。CDは http://ow.ly/4J6hY

Kl5726

CD:鳥の歌-ホワイトハウス・コンサート

通販レコード 新着盤 2011年4月30日掲載

【室内楽】

  • レーベル:米 COLUMBIA
  • レコード番号:KL - 5726
  • オリジナリティ:6EYEラベル、1stラベル

曲目:ホワイト・ハウスのパブロ・カザルス

  1. メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 No.1
  2. シューマン:アダージョとアレグロ
  3. クープラン:コンサート・ピース
  4. カタロニア民謡:鳥の歌

演奏:

  • チェロ:パブロ・カザルス
  • ピアノ:ミエチスラフ・ホルショフスキー
  • ヴァイオリン:アレクサンダー・シュナイダー

アマデウスクラシックス通販レコードの案内 - プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》全曲 フレーニ、パヴァロッティ、カラヤン指揮ベルリン・フィル

通販レコードとしてゴールデンウィーク前にご用意したのは8枚。2枚目は“オペラ”のレコードの中でも、通販でも定番。「プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》」はレコードで聴かせる最上のオペラ。日常的なシチュエーションのドラマなだけに映像の補助無く聴いてイメージしやすい「ラ・ボエーム」。でも、それは録音としての演出は難しそう。カラヤン盤はゴージャスに過ぎる印象はある。CDは プッチーニ:歌劇「ボエーム」(デラックス版)

Set565

CD:プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》

通販レコード 新着盤 2011年4月30日掲載

【オペラ】

  • レーベル:英 DECCA
  • レコード番号:SET - 565/6
  • オリジナリティ:1stラベル、2LP、TAS推薦盤

曲目:プッチーニ:ラ・ボエーム全曲

演奏:

  • ソプラノ:ミレッラ・フレーニ
  • テノール:ルチアーノ・パヴァロッティ
  • 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
  • 管弦楽:ベルリン・フィル

アマデウスクラシックス通販レコードの案内 - 古代ギリシャの音楽 グレゴリオ・パニアグア/アトリウム・ムジケー

通販レコードとしてゴールデンウィーク前にご用意したのは8枚。1枚目は“バロック以前の音楽”です。「Musique de la Grece Antique」はオーディオ評論家故長岡鉄男氏が「長岡鉄男のレコード漫談」のなかで取り上げて良く知られています。数少ない資料から楽譜、楽器、演奏法をまさに「復元」。1979年録音 http://ow.ly/4J3cC

Hm1015

CD:Musique de la Grece Antique

通販レコード 新着盤 2011年4月30日掲載

【バロック】

  • レーベル:仏 HARMONIA MUNDI
  • レコード番号:HM - 1015
  • オリジナリティ:ブラック・ラベル、1stラベル

曲目:古代ギリシャの音楽

演奏:グレゴリオ・パニアグァ/アトリウム・ムジケー

シューマン:ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲 イエルク・デムス(ピアノ)、バリリSQ http://ow.ly/4JtYA

米WESTMINSTER盤。最初は WL 規格で出したものを RIAA カーヴで切り直したレコードの1stで、WL 規格の盤よりもこちらの方がよりバランスの良い再生が出来ます。(但し、イコライザーでの調整が出来る方は別)。演奏は、この曲のベストにあげられるものの一つでバリリ弦楽四重奏団の甘い音と歌心が、シューマンのロマンティシズムを感じさせます。室内楽の宝庫ウェストミンスターの誇る名盤の1枚と言えるでしょう。 http://ow.ly/4JtYA

Xwn18575

【室内楽曲】

  • レーベル:米 WESTMINSTER
  • レコード番号:XWN - 18575
  • オリジナリティ:ブルー・ラベル、ミゾ有り

曲目:シューマン:ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲

演奏:

  • ピアノ:イェルク・デムス
  • 弦楽合奏:バリリ四重奏団

このふたつの室内楽作品の幻想性には心を奪われる。奥泉光の小説『シューマンの指』を読むときにぴったりのCD: シューマン:ピアノ五重奏曲、ピアノ四重奏曲

 

ブラームス:ピアノ協奏曲No.1 ルービンシュタイン(ピアノ)、メータ指揮イスラエル・フィル http://ow.ly/4JtvV

英DECCA盤。1976年、ルービンシュタイン89歳の時のライヴ録音ですが各誌で推薦盤となっていて、バックのメータの指揮についてはルービンシュタイン自身が高い評価を与えています。『それは忘れがたいものだった』と・・・・。録音は76年のDECCAだけに、もちろん優秀。 http://ow.ly/4JtvV

Sxl6797

【協奏曲】

  • レーベル:英 DECCA
  • レコード番号:SXL - 6797
  • オリジナリティ:スモール・ラベル、1stラベル

曲目:ブラームス:ピアノ協奏曲 No.1

演奏:

  • ピアノ:アルトゥール・ルービンシュタイン
  • 指揮:ズービン・メータ
  • 管弦楽:イスラエル・フィル

ルービンシュタインが、コンサートからの引退を表明した76年に89歳で行なった録音だけど若きメータに呼応して年齢を感じさせない瑞々しさ。同じ音源はRCA盤でも発売されました。CD: ブラームス:ピアノ協奏曲第1番

 

ファリャ:スペインの庭の夜、ショパン:ピアノ協奏曲No.2 アリシア・デ・ラローチャ(ピアノ)、コミッシォーナ指揮スイス・ロマンド管弦楽団 http://ow.ly/4Jtjl

英DECCA盤。1971年録音。当時のDECCAだけに音質は優秀。粒立ちが良くころころと転がるピアノの美音が楽しめます。 http://ow.ly/4Jtjl

Sxl6528

【協奏曲】

  • レーベル:英 DECCA
  • レコード番号:SXL - 6528
  • オリジナリティ:ED-4、1stラベル

曲目:

  1. ファリャ:スペインの庭の夜
  2. ショパン:ピアノ協奏曲No.2

演奏:

  • ピアノ:アリシア・デ・ラローチャ
  • 指揮:セルジュ・コミッシォーナ
  • 管弦楽:スイス・ロマンド管弦楽団

デ・ブルゴスとの演奏はCDで聴く事が出来ます。コミッシォーナとの録音はハチャトゥリアンを組み合わせてCD化: ファリャ:スペインの庭の夜

 

ブルックナー:交響曲 No.3 ベーム指揮ウィーン・フィル http://ow.ly/4Jsos

英DECCA盤。1970年録音。ベームの指揮は気迫に満ち各評論家から、この曲のベストにあげられる名盤です。音質は70年のDECCAだけにもちろん優秀、エネルギー感があり、歪み感は無く迫力に満ちたものです。同じDECCAの《ロマンティック》をお持ちの方なら、同等の音質です。 http://ow.ly/4Jsos

Sxl6505

【交響曲】

  • レーベル:英 DECCA
  • レコード番号:SXL - 6505
  • オリジナリティ:ffss、スモール・ラベル、1stラベル

曲目:ブルックナー:交響曲 No.3

演奏:

  • 指揮:カール・ベーム
  • 管弦楽:ウィーン・フィル

ウィーン・フィルの弦楽器の美しさ。ブルックナーの3番で聴きやすさ、曲の良さを分からせてくれた録音でした。 ブルックナー:交響曲第3番「ワーグナー」

 

ベートーヴェン:ピアノ・ソナタNo.12,No.18 ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ) http://ow.ly/4JpSC

英DECCA盤。1963年録音。全集の中の1枚です。演奏の良さは言うに及ばず。その音質は当時「柔らかく、芯があって虹色の光彩を放つ黄金のタッチ」と言われたもので、このLPにはまさにその通りの音が入っています。 http://ow.ly/4JpSC

Sxl6064

【器楽曲】

  • レーベル:英 DECCA
  • レコード番号:SXL - 6064
  • オリジナリティ:ffss、スモール・ラベル、ED=4

曲目:ベートーヴェン:ピアノ・ソナタ No.12,No.18

演奏:ピアノ:ウィルヘルム・バックハウス

ベートーヴェンの32曲あるソナタのうち31曲をステレオ録音。唯一録音が残されることの無かった1曲が悔やまれる。CDは未録音の1曲はモノーラル盤で補完。やむなし。 ベートーヴェン : ピアノ・ソナタ全集

 

プッチーニ:歌劇《ラ・ボエーム》全曲 フレーニ、パヴァロッティ、カラヤン指揮ベルリン・フィル http://ow.ly/4JoMs

英DECCA盤。1972年録音。あくまで可憐なフレーニのミミと、キング・オブ・ハイCのパヴァロッティ、そして何処までも雄弁なベルリン・フィル。各評論家によってベストにあげられる名盤です。(或いは少し立派すぎる演奏かとも思いますが)但し、録音の優秀さも考えれば、これを上回るレコードはなかなか無いでしょう。ベルリン・フィルの豊穣な水も滴る美音を見事に録らえ、声もエネルギー感に満ちた素晴らしい音質です。(TAS推薦盤) http://ow.ly/4JoMs

Set565

【オペラ】

  • レーベル:英 DECCA
  • レコード番号:SET - 565/6
  • オリジナリティ:1stラベル、2LP

曲目:プッチーニ:ラ・ボエーム全曲

演奏:

  • ソプラノ:ミレッラ・フレーニ
  • テノール:ルチアーノ・パヴァロッティ
  • 指揮:ヘルベルト・フォン・カラヤン
  • 管弦楽:ベルリン・フィル

レコードで聴かせる最上のオペラ。日常的なシチュエーションのドラマなだけに映像の補助無く聴いてイメージしやすい「ラ・ボエーム」。でも、それは録音としての演出は難しそう。カラヤン盤はゴージャスに過ぎる印象はある。CDは プッチーニ:歌劇「ボエーム」(デラックス版)

 

マーラー:子供の魔法の角笛 ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ、エリザベート・シュワルツコップ、セル指揮ロンドン交響楽団 http://ow.ly/4Joku

英EMI盤。1968年録音。この頃までのEMIは大変に優秀な音質でこの盤もその例に漏れず、声、オーケストラ共に艶と輝きがあり、歪み感は一切なく抜群の優秀録音です。何故かSANシリーズは優秀録音が多いような・・・・。 http://ow.ly/4Joku

San218

【声楽曲】

  • レーベル:英 EMI
  • レコード番号:SAN - 218
  • オリジナリティ:ブラック・エンジェル・ラベル、1stラベル

曲目:マーラー:子供の魔法の角笛

演奏:

  • バリトン:ディートリッヒ・フィッシャー=ディースカウ
  • ソプラノ:エリザベート・シュワルツコップ
  • 指揮:ジョージ・セル
  • 管弦楽:ロンドン交響楽団

レコードで「子供の不思議な角笛」を始めて聴くという機会では最初にであう録音。CDは マーラー:歌曲集「子供の不思議な角笛」

 

チャイコフスキー:ピアノ協奏曲No.1 マルタ・アルゲリッチ(ピアノ)、コンドラシン指揮バイエルン放送交響楽団 http://ow.ly/4JnI1

蘭PHILIPS盤。このレコードが発売された1982年当時、私が務めていたレコード店で最も良く売れたレコードがこの盤だったことを懐かしく思い出します。それほどに凄い人気でした。予約だけで200枚ほど有り、これはクラシックでは考えられない数字です。 http://ow.ly/4JnI1

Phillips6514118

【協奏曲】

  • レーベル:蘭 PHILIPS
  • レコード番号:6514 118
  • オリジナリティ:レッド・ラベル、オリジナル

曲目:チャイコフスキー:ピアノ協奏曲 No.1

演奏:

  • ピアノ:マルタ・アルゲリッチ
  • 指揮:キリル・コンドラシン
  • 管弦楽:バイエルン放送交響楽団

クラシックのベスト中のベスト。CDは ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第3番 共にライヴ録音の2大名曲の取り合わせ、二組の指揮者とオーケストラを相手に30歳代のアルゲリッチの奔放で緻密な演奏の刺激は未だに聴き手に感じさせる感動は衰えず。

 

ホワイトハウスのパブロ・カザルス http://ow.ly/4J6hY

米COLUMBIA盤。「鳥の歌」で有名な1961年のホワイト・ハウス・コンサート。この時の招待客がすごいの一言。コープランド、バーバー、ホヴァネス、メノッティ、他の当時の一流の作曲家と共にバーンスタイン、オーマンディ、ストコフスキー、さらにはケネディ大統領!まあ空前絶後の聴衆と言えるでしょう。録音はモノーラル。 http://ow.ly/4J6hY

Kl5726

【室内楽】

  • レーベル:米 COLUMBIA
  • レコード番号:KL - 5726
  • オリジナリティ:6EYEラベル、1stラベル

曲目:ホワイト・ハウスのパブロ・カザルス

  1. メンデルスゾーン:ピアノ三重奏曲 No.1
  2. シューマン:アダージョとアレグロ
  3. クープラン:コンサート・ピース
  4. カタロニア民謡:鳥の歌

演奏:

  • チェロ:パブロ・カザルス
  • ピアノ:ミエチスラフ・ホルショフスキー
  • ヴァイオリン:アレクサンダー・シュナイダー

1938年以来公の席では演奏を中止していた巨匠が、ケネディ大統領に招かれて一世一代の名演を残したもの。ライヴ録音のハンディもあるのに室内楽では最も聴かれています。 鳥の歌-ホワイトハウス・コンサート

 

古代ギリシャの音楽 グレゴリオ・パニアグア/アトリウム・ムジケー http://ow.ly/4J3cC

仏HARMONIA MUNDI盤。Hi-Fiマニアなら誰一人知らぬ人のいない超優秀録音盤。当店でも1970年代から80年代にかけて最も売れた、クラシックの輸入盤でした。入荷する度にその日で売れてしまったような記憶があります。 http://ow.ly/4J3cC

Hm1015

【バロック】

  • レーベル:仏 HARMONIA MUNDI
  • レコード番号:HM - 1015
  • オリジナリティ:ブラック・ラベル、1stラベル

曲目:古代ギリシャの音楽

演奏:グレゴリオ・パニアグア/アトリウム・ムジケー

オーディオ評論家故長岡鉄男氏が「長岡鉄男のレコード漫談」のなかで取り上げて良く知られています。数少ない資料から楽譜、楽器、演奏法をまさに「復元」。1979年録音。 Musique de la Grece Antique

 

モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲No.5、J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲No.2 エリカ・モリーニ(ヴァイオリン)、ウォルドマン指揮エテルナ室内管弦楽団 http://ow.ly/4J0vw

米DECCA盤。女流ヴァイオリニストの最高の一人として、伸びやかな歌心とリリシズムを聴かせるモリーニのステレオ録音盤。録音も艶やかなヴァイオリンの音を良く録らえたもので、オリジナルということもあり鮮度感充分です。それは美しいヴァイオリンの音色です。 http://ow.ly/4J0vw

Dl710053

【協奏曲】

  • レーベル:米 DECCA
  • レコード番号:DL - 710053
  • オリジナリティ:ゴールド・ラベル、1stラベル

曲目:

  1. モーツァルト:ヴァイオリン協奏曲 No.5
  2. J.S.バッハ:ヴァイオリン協奏曲 No.2

演奏:

  • ヴァイオリン:エリカ・モリーニ
  • 指揮:フレデリック・ウォルドマン
  • 管弦楽:エテルナ室内管弦楽団

ウィーンの気品。典雅で上品なヴァイオリンの音色 ウィーンのエレガンス”エリカ・モリーニの芸術

 

2011年4月28日木曜日

シューベルト:交響曲No.8《未完成》、《ロザムンデ》序曲、バレエ音楽No.2 ウィルヘルム・フルトヴェングラー指揮ウィーン・フィル http://ow.ly/4IWBk

仏PATHÉ MARCONI盤。《未完成》は1950年1月19〜21日、《ロザムンデ》序曲は51年1月3日、17日、バレエ音楽は50年2月2日のスタジオ録音と言う事で、晩年のフルヴェンの録音の中でも比較的良い音質で聴ける1枚です。《未完成》は音に歪みは無く、パテ・マルコーニのカッティングということもあって音の彫りもあり尚かつその音質には一種の気品があります。 http://ow.ly/4IWBk

Falp30043

【交響曲】

  • レーベル:仏 PATHÉ MARCONI
  • レコード番号:FALP-30043
  • オリジナリティ:1stラベル

曲目:

  1. シューベルト:交響曲 No.8 《未完成》
  2. シューベルト:《ロザムンデ》序曲、バレエ音楽 No.2

演奏:

  • 指揮:ウィルヘルム・フルトヴェングラー
  • 管弦楽:ウィーン・フィル

CDは各種有り、音質も様々です シューベルト:交響曲第9番「ザ・グレイト」/ロザムンデ序曲

 

【30センチ至宝のアート】カルロ・マリア・ジュリーニ指揮の《ドビュッシー:海》 - DGGオリジナル盤のジャケット・デザイン・コレクション http://ow.ly/4IRNA

レコードには買いやすくなるタイミングというのがあります。洋服であろうと何かと同じではないでしょうか。
1970年代のジュリーニのドビュッシーの海などは、カラヤンの海が年々高くなっているのに動揺するよりも絶好のタイミングだと思います。
カラヤンの1960年代の録音は、同じアナログとは言っても真空管アンプでカッティングしているのですから別物と切って捨てはしないまでも違和感を感じています。今はまだブルーリングラベルの独DGG盤も、一部に高額方向に向かっているところでリイシュー盤よりも安い価格でオリジナル盤を手に入れやすいです。

ドビュッシーの海 カルロ・マリア・ジュリーニ指揮のDGGオリジナル盤のジャケット・デザイン・コレクション
レーベル:独 DEUTSCHE GRAMMOPHON
レコード番号:2561 264
オリジナリティ:ブルーリング・ラベル

演奏:CALRO MARIA GIULINI/LOS ANGELES PHILHARMONIC ORCHESTRA/カルロ・マリア・ジュリーニ指揮ロサンゼルス・フィル
曲目:DEBUSSY:LA MER、RAVEL:RAPSODIE ESPAGNOLE、MA MERE L'OYE/ドビュッシー作曲「海」、ラヴェル作曲「スペイン狂詩曲、マ・メール・ロア

ジュリーニのDG盤はCDは入手難 ドビュッシー:交響詩「海」/管弦楽のための映像@ジュリーニ/LAPO他

ヴァイオリンのソロは品がありすぎ!ガーシュウィンらしい洒落っ気は無し コンドラシン/ストラビンスキー:ペトルーシュカほか http://ow.ly/4INMz

熊本にも有名な指揮者が大オーケストラを率いて来日していた頃に、いくつかのコンサートで聴くことができた体験は今ではとても良い事でした。コンサートは高い。特に来日となると何割増しにもなるから、その分をレコードを買ったら何倍も演奏が聴ける詩レコードだと繰り返して聴くことができる。コンサートに行くことが出来なかったら大変でもあるから、、、とも思わないでもなかったけれども、3回のレコードを我慢して一度実際に体験することが1番身につくし、集中できる。音楽の他にも体験することがあると母に言われて、コンサートに出かけたのは今では大正解。 http://ow.ly/4INMz

Philips4120671

CDは「ストラヴィンスキー:ペトルーシュカ」と「ボロディン:交響曲第2番」の組み合わせ。アナログ・オリジナル盤について、詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

SOLDOUT★“幸福な豊かさ”がある音楽★稀少なカップリングでレアな1枚!音質も充実 ミュンシュ&モントゥー、ドビュッシー:牧神の午後への前奏曲 ほか http://ow.ly/42zzJ

牧神の午後への前奏曲(ドビュッシー)とモルダウ(スメタナ)の2曲を未発表にしてのシャルル・ミュンシュは他界しました。この2曲の取り合わせは少し奇異な感じがします。管弦楽名曲集にでもまとめる予定だったのでしょうか、あるいは別々の2枚のレコードの中の一曲になっていたのでしょうか。いずれにせよワグナーに傾倒していたドビュッシーの、最もワグナーを思わせるスタイルをミュンシュ指揮フランス放送管弦楽団は表現しています。 http://ow.ly/42zzJ⇙

Sms2761soldout

このレコードはSOLDOUTになりました。2011年3月3日午後8時〜9時配達で発送済みです。アナログ・オリジナル盤について、詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

【蓄音機の音】聴きませんか - 第276回 蓄音機でレコードを楽しむコンサートから《ドヴォルザーク:チェロ協奏曲ニ短調 第1楽章から第1面》 http://ow.ly/4IIrh

ドヴォルザークのお父さんはプラハのちょっと離れた、ほんと小さい村で宿屋と肉屋さんを営んでおられた。非常に陽気な人で歌を歌うのが好き、それからヴァイオリンとチターをかなり上手に弾いておられたということで、そう言う環境の中で育ったものだから5歳の頃にはドヴォルザークは、ヴァイオリンを習って6,7歳の頃にはお父さんと一緒に宿屋に来るお客さんの前で弾いて見せて、みんなが『あぁ、上手ねぇ』って言うとそれを非常に喜んでですね、お父さんは見とったと云う事です。(第276回 蓄音機でレコードを楽しむコンサートでの解説よりテープ起こし) http://ow.ly/4IIrh

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音楽ファンの永遠の名盤 ドヴォルザーク:チェロ協奏曲

J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタとパルティータ全曲 ヘンリク・シェリング(ヴァイオリン) http://ow.ly/4IjrI

独DEUTSCHE GRAMMOPHON盤。1967年録音。100組以上の録音がこの曲にはありますがステレオでという事になると、そのベストを争うのがこの録音でしょうか。古楽器全盛の現代でも結局、高貴さと言う事でこの高みにまでたどり着いた演奏って有るのでしょうか。録音もまた、その品に満ちた音色を良く再現していて、繊細でいて高域の倍音まで充分に捉えているのはステレオ時代だからでしょう。何の不満もない良い音です。あとは演奏に浸るだけ。 http://ow.ly/4IjrI

Dg2709028

【器楽曲】

  • レーベル:独 DEUTSCHE GRAMMOPHON
  • レコード番号:2709 028
  • オリジナリティ:ブルー・リング・ラベル、1stラベル、この盤にチューリップ・ラベルはありません

曲目: J.S.バッハ:無伴奏ヴァイオリン・ソナタ&パルティータ全曲

演奏:

  • ヴァイオリン独奏: ヘンリク・シェリング

CDは抜粋盤もありますが最初から全曲で揃えておいた事が良かったという結果になります バッハ:無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)

 

ベルリオーズ:幻想交響曲 シャルル・ミュンシュ指揮パリ管 http://ow.ly/4IgFg

仏PATHÉ盤。1967年録音。現在でもこの録音のベストにこの盤を選ぶ人が多い、名盤中の名盤と言えるでしょう。仏プレスと言うことも有り音色は色彩的、高域、低域共に良く入っていて音質は瑞々しく70年代にプレスされたダブルジャケットのパテ盤とは全く別物の良い音質です。(あの盤はどうしてあんなとげとげしい音だったんでしょうか) http://ow.ly/4IgFg

Cvb2037

【交響曲】

  • レーベル:仏 PATHÉ MARCONI
  • レコード番号:CVB - 2037
  • オリジナリティ:カラー切手ラベル、2ndラベル

曲目: ベルリオーズ:幻想交響曲

演奏:

  • 指揮: シャルル・ミュンシュ
  • 管弦楽: パリ管

1967年10月録音。68年度レコード・アカデミー賞受賞。CD: ベルリオーズ:幻想交響曲

 

 

ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集 ウィルヘルム・バックハウス(ピアノ)、ハンス・シュミット=イッセルシュテット指揮ウィーン・フィル http://ow.ly/4IeJc

米LONDON盤。1958年〜1959年の間に録音された全集ですが、その音質は全く古さを感じさせず、各曲共に統一された音質で時間の隔たりを感じさせません。米LONDONですが、プレスは英DECCA。音色は気品に満ち、タッチの一粒、一粒が、その音色の一つ一つの変化が分かるまでに明瞭です。 http://ow.ly/4IeJc

Csa2401

【協奏曲】

  • レーベル:米 LONDON
  • レコード番号:CSA - 2401
  • オリジナリティ:ffrrスモール・ラベル、1stラベル、英DECCAプレス、4LP

曲目: ベートーヴェン:ピアノ協奏曲全集

演奏:

  • ピアノ:ウィルヘルム・バックハウス
  • 指揮: ハンス・シュミット=イッセルシュテット
  • 管弦楽: ウィーン・フィル

CDは今年没後30年のバックハウスを記念してリマスタリング ベートーヴェン : ピアノ協奏曲全集 (新リマスタリング)

 

 

チャイコフスキー:交響曲No.6《悲愴》 ジャン・マルティノン指揮ウィーン・フィル http://ow.ly/4IcE9

米LONDON盤ですが、プレスはもちろん英DECCA。《悲愴》を代表する名盤の1枚で、英DECCAの SXL 規格盤は超高価で有名な1枚です。この(米)LONDON盤も鮮明、鮮烈、歪み感の無い音質で優秀録音盤。金管の咆哮の凄まじさ、フォルテでのオーケストラの厚味も素晴らしいものです。 http://ow.ly/4IcE9

Cs6052

【交響曲】

  • レーベル:米 LONDON
  • レコード番号:CS - 6052
  • オリジナリティ:英DECCAプレス

曲目: チャイコフスキー:交響曲 No.6「悲愴」

演奏:

  • 指揮: ジャン・マルティノン
  • 管弦楽: ウィーン・フィル

CDは珍しいボロディンの交響曲との組み合わせ チャイコフスキー:交響曲第6番「悲愴」、ボロディン:交響曲第2番

 

2011年4月27日水曜日

SOLDOUT★ラージラベル★アンセルメ指揮スイス・ロマンド管弦楽団、サン=サーンス:オルガン交響曲 リファレンス度:★★★★★ http://ow.ly/42ouo

ジャケットデザインがLP、CD通して同じだから超優秀録音盤として良く知られています。SHM-CDでも「サン=サーンス:交響曲第3番「オルガン」、フランク:交響曲」という最高カップリングでリリースしています。オーディオ装置に自信有り、或いは凄いクラシックサウンドってどういうの?って向きには必聴の1枚。1度聴くだけに終わらず、オーディオが変わったら試してみたくなるリファレンス度:★★★★★ http://ow.ly/42ouo

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このレコードはSOLDOUTになりました。アナログ・オリジナル盤について、詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

SOLDOUT★ラージラベル★ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ウィーン・フィル ベートーヴェン:交響曲No.6《田園》 名盤定番度:★★★★★ http://ow.ly/42oe5

英DECCAのオリジナル・プレスだと、このレコードはとてもヌケの良い録音ですね。とアナログ・オリジナル盤でのウィーン・フィルの音色の良さに感動させられるクラシック愛好家は多い、ハンス・シュミット=イッセルシュテット、ウィーン・フィルのベートーヴェン:交響曲チクルスの1枚。ベートーヴェンをFMで聴いて感動した最初の体験盤が、この録音だったというケースは多いはずです。⇙名盤定番度:★★★★★ CDは→ ベートーヴェン:交響曲第5番「運命」/第6番「田園」

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このレコードはSOLDOUTになりました。アナログ・オリジナル盤について詳細はこちらへ amadeusclassics.otemo-yan.net

NHK-FMで第1699回NHK交響楽団定期公演を生中継。“頑張れ”コールのような《交響曲第2番》と癒しの《皇帝》をプログラム。

耳鳴りの症状が悪化することがベートーヴェンに自殺を考えさせて、遺書を書く事になったのですけれども音楽家としてやっていくための先行きの不安感がいらいら病の原因だったと、わたしは推察しています。ベートーヴェンの難聴の苦悩は後年の事のような印象がありますけれども『ハイリゲンシュタットの遺書』を書いたのは1802年の事です。宮廷音楽家に成る事を夢としていたベートーヴェンの時代は、音楽は市民階級の楽しみへと“市場”が移行していました。

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肖像画書かれた1802年、32,33歳のベートーヴェンが作曲したのが『交響曲第2番』。ノリントン指揮でNHK交響楽団が定期演奏会に選んだ意図は、音楽の市場が不安定な中で自分の先行きの不安も吹きやるような颯爽とした交響曲。東日本関東大震災から後を引く不安感への“頑張れ”のエールではないのでしょうか。

東日本関東大震災の復興を願って「ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン」から公開特別番組を無料配信。

ゴールデンウィークは出かけないで音楽三昧?東日本関東大震災は遠く離れた熊本の賑わいに影を落としています。イヴェントの中止は行楽の出足をくじいている。海外アーティストの来日キャンセルとは違うのに、自粛ムードとはどうしたものだろうと考える。・・・考えてもしょうがない、近くの景色でも楽しむのも良い、音楽を持って出かけよう。

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■ URL
ニュースリリース
http://www.kddi.com/news/topics/20110427.html

KDDI、沖縄セルラーがゴールデンウィーク限定ではあるけれども『OTTAVA』の特別プログラムを無料で開設。

2011年4月26日火曜日

20世紀の現代音楽も得意としているからこそバロック音楽時代のヴェニスの陽光を感じさせてくれるのでしょう。カルミニョーラのコンサートをNHK-FMで放送。

普段は滅多にバロック音楽のコンサートを聴きに出かける人は稀だと思います。プログラムを聞いた時にマーラーやベートーヴェンの交響曲第何番、などとあればライヴに出かけようかなと腰も軽いのでしょうけど、バロック音楽のコンサートはプログラムの曲目を眺めるだけで閉口。今夜NHK-FM『ベスト・オブ・クラシック』で放送された、ジュリアーノ・カルミニョーラのコンサートにしてもアルビノーニはまずまず、ガルッピって誰だろうと首をかしげて、後半はヴィヴァルディ。これが『四季』だったりすると、もう、新鮮味を感じられないもの。

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でも、これが新鮮な気持ちにしてくれる優れた演奏会を聴き逃すことになるというものです。バロック時代の音楽の演奏会は、見栄えは地味かも知れないけれども楽器を目で味わうという楽しみがある。バロック音楽のコンサートに通うようになってオーケストラのコンサートでも、楽器の様が個々に違うことに感心が行くようになりました。思えば、ラジオやレコードのメディアを通して聴かれるようになったマーラーの時代と、一般の聴衆は居ない雇い主の貴族と、その場に集った人たちを喜ばせくつろがせるために演奏されていたバロック音楽だとプログラムなど無いようなものだし、曲名さえ関係ありませんね。

- ジュリアーノ・カルミニョーラ、
ベニス・バロック・オーケストラ -

2011年4月26日 午後7時30分、NHK-FMで放送。

2011年4月23日土曜日

SOLDOUT★J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド 6EYEラベル、1stラベル、スタンパー4E−3A

伝説を作った1枚。グレン・グールドの最初の「バッハ:ゴールドベルク変奏曲(55年モノラル盤)」。そのアナログ・オリジナル盤です。このレコードで世界的に・・・クラシック・ファンの枠を越えてジャズ・ファン、ロック・ファンをも巻き込んで人気者と成ったグールド。しかしグールドの評価は当盤発売前からの高いものでしたから、たくさんの枚数が売れました。ビルボード誌の一般チャートも賑わしています。 http://ow.ly/4A83X

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2011年4月22日金曜日

訃報:元「キャンディーズ」の田中好子さん死去 - 昭和の記憶がまた1つ失われた

アイドルグループ「キャンディーズ」のメンバーとして人気を博した女優の田中好子(たなか・よしこ、本名・小達好子=おだて・よしこ)さんが4月21日夜(午後7時4分頃)、乳がんのため東京都内の病院で死去した。55歳だった。平成4年に乳がんと分かり、治療を続けてきたが、昨年秋に体調を崩し、入院していた。3月上旬にはテレビのナレーションをこなしたが、今月21日午前に容体が急変したという。通夜は24日、葬儀は25日で、時間と場所は未定。

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短編映画「田中徳三監督 少年河内音頭取り物語」の舞台あいさつに出席した田中好子=2007年11月7日 via sankei.jp.msn.com

2011年4月20日水曜日

癒しの夕べ・・・とんでもない ユンディ・リのアバンギャルドなショパンとリストの企画リサイタル - インターネット無料配信まで3日に迫りました。

癒しどころか皮肉たっぷりで故意にフォルムを崩して発表した「華麗なる円舞曲」を書いた時のショパンは、二十歳。ウィーンの社交界で総スカンを食らったショパンが、パリに移ってまでウィンナワルツが音楽のブームであったことに、気持ちを抑えて『癒しの調べ』を作曲できるものではないでしょう。キャラクターがイメージ通りかも知れませんが、ベートーヴェンは無くした小銭へのいらだちを曲にしています。

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ショパンがパリに出て世話をしてくれたのが、シューマン。親友を自称していたリスト。そして管弦楽法の異端児、ベルリオーズと産まれ年は1つずつ違う年子の様な4人組は現代だったら、パンクなロックバンドを結成していたことでしょう。さしずめ楽器の弾けないベルリオーズがヴォーカリストというところかしら。

【蓄音機の音】実際に聴きませんか - 第276回 蓄音機でレコードを楽しむコンサートのご案内

毎月第4日曜日を原則(12月と1月は第3日曜日)に継続してきた「蓄音機でレコードを楽しむコンサート」は、今週末の新年度最初の会で23年目を迎えました。かといって特別なことをするわけではなく、これまでのレコードコンサートでも良く聴いて貰っている『カザルスのドヴォコン』を聴きます。

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場所は熊本城裏手の三の丸駐車場前の熊本市立博物館。博物館には駐車スペースがありませんので、熊本城周遊バスを利用して細川刑部邸前で下車して下さい。博物館に自家用車で来られますと、会の進行に迷惑がかかりますので心得て下さい。

2011年4月17日日曜日

世界怪談名作集 スペードの女王

石の客、モーツァルトとサリエリ、黒死病の時代の饗宴、けちな騎士の4編は、モーツァルトの歌劇「魔笛」や「ドン・ジョヴァンニ」にを思わせるところがあります。この4編を書いたのがロシアの文豪、プーシキン。モーツァルトをサリエリが暗殺したという根拠になった小説で、リムスキー=コルサコフが短いオペラにしています。映画「アマデウス」はこの「モーツァルトとサリエリ」からアイデアを借りていることは知られていることです。そして黒死病の時代の饗宴も、ラヴェルの「亡き王女のためのパヴァーヌ」を好きな方にはお馴染みのお話でしょう。

2011-04-17

スペードの女王をモーツァルトがオペラ化していたら面白いものになっていたと思います。

NHK-FM お薦めクラシック番組:サンデークラシックワイド▽メトロポリタン歌劇場の歌劇“スペードの女王”

小澤征爾さんの実力が、話題だけではなく音楽性も確かなものであることをあかしたレコーディングがチャイコフスキーの歌劇“スペードの女王”全曲盤(Tchaikovsky;Pique Dame)でした。リーザにミレッラ・フレーニ、ゲルマンにヴラジーミル・アトラントフと華のある歌手を迎えての録音だったこともロシア人歌手で固めて上演されることの多いチャイコフスキーの歌劇を音楽だけででも楽しめることになったのでした。CDは品薄と言うよりも、どうやって検索するかが難しいらしく“小澤征爾”でも“スペードの女王”でもAmazonではヒットさせられません。CDショップ店頭でも見つかりにくいところにあるのも実状ですが、小澤征爾さんが録音を残した歌劇が「Tchaikovsky: Pique Dame (Complete)」だけだったとしても将来まで評価を裏付けるものになると、わたしは重要に考えています。

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- 海外オペラアワー -

▽メトロポリタン歌劇場 歌劇“スペードの女王”ほか

2011年4月16日土曜日

ご当地怪獣:空の大怪獣ラドン 1956年公開 - 日本公開時のポスターとアメリカ公開版のポスター

阿蘇山から現れたご当地怪獣。観光の一翼を担ったようです。東宝初のカラー怪獣映画「空の大怪獣ラドン」の成功は、前年に完成したばかりの「西海橋」や天神の岩田屋を破壊してもクレームにならなかったこと。この映画は1956年公開なので、熊本城は残念ながら登場してきません。DVD:【東宝特撮Blu-rayセレクション】 空の大怪獣 ラドン

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2011年4月15日金曜日

古楽の楽しみ。クリヴィヌ指揮チェンバー・フィルハーモニックのベートーヴェンの交響曲チクルス、交響曲第2番と第6番のライヴ配信は12時間後。

当然、現地時間を確認していれば間違うことはなかっただろうけれどもログインし直してチェックすれば良かったのですが、交響曲第4番と第7番のライヴは日本時間では午前2時半の開始でした。ヴィデオ・オン・デマンドで何時でもアクセスしてみることは出来ると言ってもライヴで聴けなかったのは残念。エマニュエル・クリヴィヌ指揮チェンバー・フィルハーモニックの演奏会、今度はベートーヴェンの交響曲第2番と第6番です。演奏会のライヴ配信まで12時間を切りました。

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日本時間で2011年4月16日、午前2時45分からライヴ配信開始です。 http://medici.tv/

売約済★J.S.バッハ:ゴールドベルク変奏曲/グレン・グールド 6EYEラベル、1stラベル、スタンパー4E−3A

伝説を作った1枚。グレン・グールドの最初の「バッハ:ゴールドベルク変奏曲(55年モノラル盤)」。そのアナログ・オリジナル盤です。このレコードで世界的に・・・クラシック・ファンの枠を越えてジャズ・ファン、ロック・ファンをも巻き込んで人気者と成ったグールド。しかしグールドの評価は当盤発売前からの高いものでしたから、たくさんの枚数が売れました。ビルボード誌の一般チャートも賑わしています。 http://ow.ly/4A83X

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このレコードは売約済になりました。アナログ・オリジナル盤について、詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

SOLDOUT★英DECCAプレスの重量盤!!潤いに満ちたクナ、ウィーン・フィルのブルックナーです。ffrrラージラベルの1stラベル。 http://ow.ly/4A6uE

建造物を構築する様な交響曲と言われていて、ブルックナーの交響曲の中でも特別しっかりとした出来上がり。ブルックナーの"運命"交響曲とも言われています。クナッパーツブッシュの名刺的レコード。シャルク改訂版での録音。 http://ow.ly/4A6uE CD:ブルックナー:交響曲第5番、他

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このレコードはSOLDOUTになりました。アナログ・オリジナル盤について、詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

SOLDOUT★美盤!!美ジャケの独チューリップ・ラベル。瑞々しいアルゲリッチと生気溢れるアバドのショパン:協奏曲第1番 流石にお値段は高め。 http://ow.ly/4A4Yt

甘美なオーケストラに先導されてクールなピアノのソロが響く様には続々ときます。20歳代の演奏なのだから驚きです。私生活も女性として情熱的。その情熱をモノトーンのドレスで覆って女流ピアニストのクイーンのステイタスは既に42年。まもなく半世紀というのに揺るぎないカリスマ性は素敵ですね。若い時の美しさも今の姿も女性ファンが多いのはアルゲリッチの魅力の特徴ですね。 http://ow.ly/4A4Yt CD:ショパン:ピアノ協奏曲第1番&第2番

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このレコードはSOLDOUTになりました。アナログ・オリジナル盤について、詳しくはこちらをご覧下さい。 amadeusclassics.otemo-yan.net

チューリップラベル美盤!! 名曲名盤300の第1位に上げられているフルニエのドヴォコン http://ow.ly/4A3Bh

春の訪れを喜ぶ様なチェロの協奏曲。もちろん秋の静かな宵にしみじみ心に染みる時もありますが、エルガーのチェロ協奏曲が秋にはふさわしいしみじみさではないでしょうか。米コロンビアのセルの録音は乾燥していると言われる評価が少なくなくて、セルの音楽自体が固く乾いた音楽だと思い込んでいませんか。そうした向きにはベルリン・フィルのセルを聴いて思いを新たにして頂きたい。 http://ow.ly/4A3Bh CD:ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ロ短調

チューリップラベル美盤!! 名曲名盤300の第1位に上げられているフルニエのドヴォコン

アナログ・オリジナル盤について、詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

棒付きジャケット!!優秀録音 フランソワのショパンとリスト 仏マスター、英プレス、米オリジナル http://ow.ly/4A2KC

サンソン・フランソワのショパン、ラヴェルのコンツェルトは何時の代でも名盤選から漏れることはないでしょう。しかしそれはレコード芸術としてのベスト盤であって、ショパン演奏、ラヴェルの音楽の模範というわけではないのが諸刃の剣。ほかの演奏家のショパンやラヴェルの録音と比較すること、ピアノ演奏の手本にするのにピアノ教師は一聴を薦めるはずですが、モデルに出来るものでもなく模倣すれば痛い目に合います。 http://ow.ly/4A2KC CD:ショパン:ピアノ協奏曲1&2番

棒付きジャケット!!優秀録音 フランソワのショパンとリスト 仏マスター、英プレス、米オリジナル

アナログ・オリジナル盤について、詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

インターネット・ライヴまで11時間。4月15日、エマニュエル・クリヴィヌ指揮でベートーヴェンの交響曲がパリからオン・エア。

ベートーヴェンの交響曲は常にドイツ的アイコンにされているけれども、ベネチアン・グラスの輝きを理想とし、シュトラウスの《酒、女、バラ》を好んでいたワグナーの様に、フランス風なベートーヴェンの交響曲は良いものではないかと日頃、わたしは感じています。ギリシャ彫刻の女神の様だと言われるベートーヴェンの交響曲第4番と、奇跡のアンダンテを楽しむことが出来る交響曲第7番が今日のプログラム。とても楽しみです。 http://medici.tv/

Krivine

2011年4月14日木曜日

【蓄音機の音】78回転の響き - DECCAが録らえた重戦車 Cor de Groot - Rachmaninoff (Decca)

耳が不自由なのに達者なピアノを弾く。と、成れば何よりも奇跡でしょう。4月11日はベートーヴェンの《大公》トリオが初演された人記録されていますけれども、これは単に名曲が初演されたという記録だけではなくてベートーヴェンが公の前でピアノ演奏をしなくなった日でもあります。初演で共演したヴァイオリニストとチェリストが同ベートーヴェンのピアノに合わせたのかは想像でしかありませんけれども、初演の場に集った人たちはベートーヴェンに楽譜を見せて貰ったと言うことです。

Kane

ベートーヴェンに楽譜を見せて貰って、ようやく《大公》トリオがどういう音楽なのか聴き手は理解できたようです。その様子を観てきっとベートーヴェンは、自分でピアノを演奏して聴かせることを断念したのでしょう。それを周りがチヤホヤと、新作に興味を持っているんだなと感じたとしたならば・・・ベートーヴェンの名前は今どうなっていることでしょうか。