2011年1月31日月曜日

音楽カレンダー☀1月31日、歌曲王シューベルトが生まれる[1797]♬ミサ曲ト長調 D.167

畏敬していたベートーヴェンの陰に隠れ、ただただ彼の成功を応援する友人たちのためだけに作曲をするだけで存命中は貧乏で薄幸の生涯だった。と言われている彼。歌曲王シューベルトの誕生日が、1月31日です。「僕は作曲するためだけに生まれてきたんだ」とシューベルトは言っていたと言いますが、名声には無頓着だったのかどうか当時は作曲してもたいした値段には成らなかったという歌曲。しかもシューベルトの旋律は覚えやすかったので、耳コピーで街中の人に憶えられてしまって楽譜はとんと商売にならなかったとか。

名盤カレンダー、1月31日のディスクは「Mass in G Major」。ミサ曲と言っても荘厳さよりも敬虔さが表面だった賛美歌みたい。敷居の高さはありません。リラクゼーションをクラシックに求めて聴く人が多い昨今、最もふさわしく再注目される時ではないでしょうか? なかでも闘病の末に復活したアバドの指揮でのCDは、マーラーの録音よりも透明感と説得力があります。独唱者にバーバラ・ボニーさんらが揃っていて、耳障り良く。録音もグラモフォン独特のまろやかさ。再認識されて欲しい度:★★★★

本日ラスト!!アナログ・オリジナル盤の半額セール

世界の名盤を半額で

大セールは本日ラスト!!

対象は全品。総てアナログ・オリジナル盤です。

オーダーはメールで2011年1月31日、23時まで受け付けます。

ご購入希望はこちらまで http://amadeusclassics.otemo-yan.net/

※リスト更新しました。

レコード・リスト

売約済☆モノクロ切手ラベル★ボールト:シューベルト:グレート交響曲

このレコードは売約済になりました。

珍しいところではフィルハーモニアを振ったマーラーがクリスタ・ルートヴィヒが歌っている録音(Christa Ludwig Singt Mahler)でクレンペラー、ヴァンデルノートが指揮した管弦楽付き歌曲集のCDが面白い。エードリアン・ボールトと言えば"惑星"を3度録音。カラヤンより多い録音回数記録保持者。英国作曲家に関心を持つようになって聴く回数が増えた指揮者です。アナログ盤のコンディションは良いものが多くて、価格もお手頃の価格が多くてオリジナル盤の入門にも最適。本日31日まで半額セールです。詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

売約済☆DELOS盤★オーマンディ/チャイコフスキー:悲愴交響曲

このレコードは売約済になりました。

CBS盤ではなく、DELOSのオーマンディの「悲愴」交響曲(Symphony 6)。レア盤。1981年に録音されたアナログからデジタル録音への移行期のレコード。マイクからコンソールに送られ整音された音がデジタル変換されて記録されるというダイレクトな録音方式で、現在のようにコンピューター上で音を並べていくことはまだ出来ませんでした。SPレコードや初期のテープ録音時代を経験してきたオーマンディにとって、若き日に戻った思いがしたことでしょう。オーケストラも活気に溢れています。本日31日まで半額セールです。詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

売約済☆ゴールド・ステレオラマ・ラベル★セル/ドヴォルザーク:新世界交響曲

このレコードは売約済になりました。

「新世界」交響曲は、LPレコードが真空管アンプで録音、カッティングされていた時代までは"ドヴォルザーク:交響曲第5番"とされていましたので"9番"と改めてあるとオリジナル盤であるという事になります。本日31日まで半額セールです。詳しくはこちらをご覧下さい amadeusclassics.otemo-yan.net

2011年1月29日土曜日

名盤カレンダー𝄆1月29日𝄇ブラーガ:天使のセレナーデ [1914]

既に卓越した名人芸で半世紀の人気を誇ったフリッツ・クライスラー。機械式録音から、電気録音まで、自分の演奏をレコード盤として残せて、それを永遠に後世の人が愛して聴くことを思えば、楽譜が出版されて忘れないで演奏されることに望みを託したそれまでの音楽家よりも恵まれていると感じていたのでしょう。クライスラーの作曲の腕は、「愛の喜び」や「美しきロスマリン」が結婚式やお祝いパーティでは良く耳にしますから作曲者の名前や曲目は知らなくても誰もが認めるところでしょう。

今日のレコード(CD)は 愛の喜び&愛の悲しみ~クライスラー自作自演集

世界の名盤を半額で アナログ・オリジナル盤を聴きませんか セールは土、日、月曜日の3日間

世界の名盤を半額で

1月31日まで大セール。

対象は全品。総てアナログ・オリジナル盤です。

オーダーはメールで2011年1月31日、23時まで受け付けます。

ご購入希望はこちらまで http://amadeusclassics.otemo-yan.net/

※リスト更新しました。

レコード・リスト

SOLDOUT★叙情的でリリカル★マレイ・ペライヤ指揮ECO、モーツァルト:ピアノ協奏曲 No.9,No.21

ジュノム(第9番)は初期の愛らしい名曲。同じタイトルで親しまれているソナタも愛しているモーッアルト・ファンは多いでしょう。クラシック音楽を日頃聴かない人でも聴きたくなるレコードだと言う事です。CDにLPが替わって組み合わせが変わってしまったので「ジュノム」は「モーツァルト:ピアノ協奏曲全集」で聴くしかないのが残念なところ。21番は戴冠式との組み合わせでSACD「モーツァルト:P協奏曲第21番」で聴く事が出来ます。同じカップリングでも国内CD、US盤のCDで写真のポーズが異なっているのは戸惑います。

このレコードはSOLDOUTしました。詳しくはこちらをご覧下さい http://amadeusclassics.otemo-yan.net/

 

SOLDOUT★ステレオ初期のドイツ・グラモフォンを象徴する硬質な歪み感の無い響き★ブルックナー:交響曲No.5 ヨッフム指揮 チューリップ・ラベル

今でこそ、オイゲン・ヨッフムの「ブルックナー:交響曲第5番」はEMI録音のドレスデン国立管弦楽団とのCDが一般的でしょうか。これが3度目のブルックナーの録音になったもので、演奏解釈共にこなれています。加えてデジタル録音の時期に入っていましたがアナログで録音したことは大きな効果がありました。

このレコードはSOLDOUTしました。詳しくはこちらをご覧下さい http://amadeusclassics.otemo-yan.net/

 

SOLDOUT★モノクロ切手1stラベル★アンドレ、ベロフ、コラール、ジャリ、デ・ボスト/サン・サーンス:動物の謝肉祭、七重奏曲

ロッシーニのウィリアム・テルからのフレーズが「化石」化されてしまったり、イタリアの作曲家の茶化され様は中でも痛烈。通常管弦楽版がナレーション付きで録音されて聴かれることが多くて、小澤征爾さんが「プロコフィエフ:ピーターと狼」との組み合わせのCDで楽しくナレーションしています。でもナレーションに気がいってしまって音楽を聴き込んでいないことにオーケストラではなくて室内楽での演奏で聞くと発見がいっぱい。アルゲリッチやクレーメルの「サン=サーンス:動物の謝肉祭」は最高です。↙

このレコードはSOLDOUTしました。詳しくはこちらで確認してください http://amadeusclassics.otemo-yan.net/

SOLDOUT★ディスコフィル・フランセ原盤、英プレスの米ANGEL盤★クリュイタンス、フォーレ:レクイエム

赤川次郎の小説を角川春樹事務所が映像化した「Wの悲劇」。その劇中劇で三田佳子が、「今日だけ譲るわ」と薬師丸ひろ子にカーテンコールを受けさせる時に使われていた音楽が「フォーレ:レクイエム」。ウルトラセブンの最終回でモロボシ・ダンがアンヌ隊員に告白するシーンで印象的だったピアノ協奏曲はシューマンの作曲。最終回の準備に入った時に音楽を担当していた冬木透に似たような音楽をと要望があったそうです。↙

このレコードはSOLDOUTしました。

SOLDOUT★カラー切手ラベル★プレートル/プーランク:シンフォニエッタ

プーランクを聴くなら、プレートルで。英EMIがデジタル録音に積極的になった時にもプレートルでプーランクを録音しました。それも旧盤に劣らない良い演奏でした。「フランスのモーツァルト」と呼ばれてもいるプーランクは、フランス音楽の中にあって、そのはじけっぷりは個性的でわたしの好きな作曲家の1人。それなのにアナログ時代の録音はどれも優秀なのが多くて、いっこうにコレクションが整わないのが悩みです。国内盤ではCDが軒並みカタログ落ち。英EMI盤の「Orchestral Works」で聴くことができるぐらいです。

このレコードはSOLDOUTしました。

2011年1月28日金曜日

世界の名盤を半額で セールは月曜日まで アナログ・オリジナル盤を聴きませんか

世界の名盤を半額で聴く好機到来!! 新春お年玉セールで在庫総てを"半額"対象といたします。

世界の名盤を半額で

1月31日まで大セール。

対象は全品。総てアナログ・オリジナル盤です。

オーダーはメールで2011年1月31日、23時まで受け付けます。

ご購入希望はこちらまで http://amadeusclassics.otemo-yan.net/

※リスト更新しました。

レコード・リスト

売約済☆叙情的でリリカル★マレイ・ペライヤ指揮ECO、モーツァルト:ピアノ協奏曲 No.9,No.21

ジュノム(第9番)は初期の愛らしい名曲。同じタイトルで親しまれているそなたも愛しているモーッアルト・ファンは多いでしょう。クラシック音楽を日頃聴かない人でも聴きたくなるレコードだと言う事です。CDにLPが替わって組み合わせが変わってしまったので「ジュノム」は「モーツァルト:ピアノ協奏曲全集」で聴くしかないのが残念なところ。21番は戴冠式との組み合わせでSACD「モーツァルト:P協奏曲第21番」で聴く事が出来ます。同じカップリングでも国内CD、US盤のCDで写真のポーズが異なっているのは戸惑います。

 

このレコードは売約済です

 

売約済☆ステレオ初期のドイツ・グラモフォンを象徴する硬質な歪み感の無い響き★ブルックナー:交響曲No.5 ヨッフム指揮 チューリップ・ラベル

今でこそ、オイゲン・ヨッフムの「ブルックナー:交響曲第5番」はEMI録音のドレスデン国立管弦楽団とのCDが一般的でしょうか。これが3度目のブルックナーの録音になったもので、演奏解釈共にこなれています。加えてデジタル録音の時期に入っていましたがアナログで録音したことは大きな効果がありました。

このレコードは売約済です

 

SOLDOUT★デュ・プレ唯一の小品集★ジャクリーヌ・デュプレ・リサイタル 1stラベル

★このレコードはSOLDOUTしています★

CDは「サン=サーンス:白鳥(チェロ名作集)」というタイトルだったりしますから、名旋律集だと勘違いしがち。問われてもLPレコードでリリースされた時の曲目を確認しないと、わたしだって確信が持てないほどです。それに数少ない写真を発売の度に使い回しているので別な意味でも可愛そうなジャクリーヌ・デュ=プレさん。

2011年1月27日木曜日

へそ飛行機の作り方

おヘソは重心。女性のおヘソは骨盤の中心。おヘソを観ても骨盤の様子が推測できるそうです。

 

へそ飛行機

 

  1. 長方形の紙の上部を三角に折り点線で下に折り曲げる 
  2. もう一度斜め点線で折り 
  3. 下にのぞいている三角を上に折り上げる 
  4. 半分にたたんで翼を折り下げる

SOLDOUT★ブルー・アンド・ゴールド・ラベルの極初期盤★シュワルツコップ R.シュトラウス:カプリッチオ『終幕』、4つの最後の歌

このレコードはSOLDOUTしました。2011年1月26日、水曜日に発送しました。

2011年1月25日火曜日

売約済★ブルー・アンド・ゴールド・ラベルの極初期盤★シュワルツコップ R.シュトラウス:カプリッチオ『終幕』、4つの最後の歌

偶さかは立て続けに起こるようです。重大な用事をしている時に大切な人と出会うような、それがまたとても懐かしい出逢いであったりというような。リアルな人付き合いとは、予想が出来ないだけにシナリオではない面白さがあります。そして今回も重なりました。わたしの伺い知らないところで、ブームなのでしょうか。コレクターの間で話題に成っていたのかも知れませんね。

半額セールが引き寄せになったのかも知れないけれども、シュワルツコップがアッカーマンの指揮で録音したリヒャルト・シュトラウスのオリジナル・アナログ盤に重なったオーダーがありました。何枚も所有しているレコードではない一品ものですから、オーダーを受け付けた早い一巡で対応していますのであとからの方には次回手に入った時にご連絡を優先する約束で了解して貰うしか有りませんでした。しかし、これが気持ちの中では申し訳なくて仕方のないものです。

売約済☆レッド・ゴールド・ラベル★カンテルリ指揮フィルハーモニア、ブラームス:交響曲第1番

このレコードは売約済になりました。

2011年1月24日月曜日

気ままにクラシックで放送されたCDをご紹介しています。

気ままにクラシック

パーソナリティ:笑福亭笑瓶、幸田浩子 2011年1月24日月曜日、午前7時20分放送。

《バロックの森》フルートが活躍するバロック名曲①

土曜、日曜日が『リクエスト・ア・ラ・カルト』で長い事続いてきたNHK-FMの『バロックの森』。平日のお勉強的な内容とのコントラストで、楽曲の詳しいお話しではなくて思い出話やナビゲーターさんの日常を伺わせる話は別な一面で面白かった。家庭菜園をされていたようで、朝に遊びに来る野鳥の話題など大好きでした。リクエスト・ア・ラ・カルトが日曜日だけになったのは、リスナーからのリクエストが減っているのか、昨日久し振りに日曜日の放送を聴いていたのですけれどもリスナーさんの思い出話なども少ないのでしょうか。

 

Singing Boy with a Flute by Frans Hals, 1623-1625 via backtoclassics.com

2011年1月23日日曜日

SOLDOUT★ブルー・アンド・ゴールド・ラベルの極初期盤★シュワルツコップ R.シュトラウス:カプリッチオ『終幕』、最後の4つの歌

このレコードはSOLDOUTしました。

売約済☆ラクロワが珍しくピアノを弾いた1枚★ランパル、ラクロワ ドビュッシー:シリンクス、プロコフィエフ:フルート・ソナタ、プーランク:フルート・ソナタ

このレコードは売約済になりました。

SOLDOUT★カラヤン/ベルリン・フィル バルトーク:弦、打楽器、チェレスタの為の音楽 英COLUMBIA盤(EMI)

このレコードはSOLDOUTしました。

2011年1月22日土曜日

世界の名盤を半額で聴く好機到来!! 新春お年玉セールで在庫総てを"半額"対象といたします。

新春お年玉セールを開催中です。

世界の名盤を半額で

1月31日まで大セール。

対象は全品。総てアナログ・オリジナル盤です。

オーダーはメールで2011年1月31日、23時まで受け付けます。

 

レコード・リスト ↓

《バロックの森》ルイ15世時代の音楽⑥ ヴァイオリンはダンスのための楽器

天使がヴァイオリンらしきものを携えている古い絵画や彫像が、幾らもあります。『らしきもの』とされているように、よくよく観ると違うよう。そもそもヴァイオリンは、いつ頃どういう経緯で誕生したのでしょう。結論を先に答えるならば根拠不明。音楽史の上でヴァイオリンの名手にして、今でも演奏される機会の多い重要な作曲家はコレルリ。ヴァイオリン音楽を芸術音楽として最初に記録されます。もしもヴァイオリン音楽を発展させるヴィヴァルディの存在がなかったとしたら、現在の認識以上に誰もが知った作曲家の名前になっていた事でしょう。

楽器を手にしている絵画としては女神が抱いているハープが最も古いもの。総ての楽器の発展の源にはハープがあります。これも現代のようなメカニックを持ったハープではなく、竪琴。もとは猟のための弓を遊び半分だったのか、魔除けのマジナイかかき鳴らしていた行為が音楽の根本だというのが音楽史のお勉強には出てきます。

さてヴァイオリンですが、1,500年半ばに唐突に登場します。ほぼ現代のヴァイオリンの構造をしている事は驚きですけれども、その形状や大きさは多様性を極めていました。バロック・ヴァイオリンと言われる古い楽器を観ていると昆虫を観ているような錯覚を感じます。バッタに似ていませんか。葉っぱに擬態できるナナフシに似ています。

2011年1月21日金曜日

《バロックの森》ルイ15世時代の音楽⑤ マレの音楽はロック以上にロックしている。

楽器の博物館。或いは、古い楽器を鑑賞する機会があると長時間居ても飽きない。楽器の成り立ちと言っても笛の類は、土偶時代からって・・・こちらの方よりも、興味津々なのは弦楽器のはじまり。弦楽器のファミリーは現代ではヴァイオリンを中心に考えがちだけれども、チェロが最初のお父さん。それよりも大きいコントラバスとの中間の楽器でヴィオールという弦楽器が最初のはじまり。ジャズ・ファンだったらウッドベースをイメージして貰うと分かり易いです。

2011年1月20日木曜日

[今夜のお薦めクラシック]ヴィオラで演奏したピアノ三重奏曲の演奏会 NHK-FM 2011/1/20 19:30 放送。お薦め度 ★★★★

ヴァイオリンよりもヴィオラの方が、チェロに対抗して強さが出るかも知れない・・・ショパンが、18歳の時に作曲した『ピアノ三重奏曲』について親友ティトゥスに書いた手紙にあった言葉です。ピアノ・ソロ曲のほかには2つのピアノの為のコンチェルトというジャンルだけを書いたような言われ方が良くされるので、非常に気の毒な存在になっていますけれども室内楽は地味とは言え独特の味わいを持っています。普段はヴァイオリン、チェロ、ピアノのトリオで演奏されている『ピアノ三重奏曲』を、今夜放送される「ベートーヴェン復活祭音楽祭2010」からの演奏会ではヴィオラを使っています。ショパンが言っていた『ヴァイオリンよりも』という言葉を実践するものです。興味津々。

[バロックの森]ルイ15世時代の音楽④ 聴き所は、ニケのダジャンクールの録音。

響板がオリジナルであれば、製作当時のチェンバロです。・・・と言うイタリア紀行番組が先日NHKのBSで放送されていました。メカニックが当時そのままならオリジナルだと思えていたので、確かにそうだと発見になりました。チェンバロには螺鈿細工のものやら、意匠が凝らされているモデルが多いので気持ちはついつい造りの方に向いてしまいます。意匠と言えば白鍵に黒鍵がピアノ。チェンバロは黒鍵に白鍵のアクセント。稀にチェンバロにも白地に黒のモデルが存在します。これは黒檀や菩提樹に比べて、牛骨や象牙を加工するのが大変だった事もあるかも知れません。

名盤カレンダー☁1月19日 チャイコフスキー:交響曲第5番

畏怖を漂わせる音楽家は少ない。「鬼面人を驚かす」と評されたエフゲニー・ムラヴィンスキーが、指揮者では頂点に置いて良い存在でしょう。トスカニーニや、カラヤンが発散している輝きのようなものとは別の強じんなエネルギーを感じさせていました。カラヤンが残したレコードからも、トスカニーニの録音からも聴けば指揮者の姿が浮かび上がってきます。ムラヴィンスキーの指揮姿は、カラヤンやトスカニーニほどにも観ていないし記憶も薄いものです。それなのにレコードからムラヴィンスキーが感じられるのです。

今日のレコード エフゲニー・ムラヴィンスキー指揮、レニングラード・フィル チャイコフスキー:交響曲第5番 海外盤CDは Symphonies 4 5 & 6 、SHM-CDは チャイコフスキー:交響曲第4-6番

2011年1月19日水曜日

[今夜のお薦めクラシック]第1693回 NHK交響楽団定期演奏会 NHK-FM 2011/1/19 19:00 放送。

旅は必要に迫られない限り、観光旅行はしなかったブラームス。ウィーンからあまり移動していないのかな、と印象があるけれども地図にしてみるとヨーロッパの端から端まで目にしている事になりますね。ヨハン・シュトラウスのように西はスペインから、東はロシアまでとはいかないけれども当時の旅は飛行機で目的地へ行くわけにはいかないから旅の途上で車窓からとはいっても国々の様子、乗客が演奏する地方の音楽を楽しむ事は出来たでしょう。

[バロックの森]最愛王ルイ15世の時代の音楽③

宗教曲の月曜日、オーケストラの音楽の火曜日。そして、水曜日の今朝は劇音楽、歌劇の音楽に焦点を当てた「バロックの森 ルイ15世の時代の音楽」です。年代を追って音楽の全容を学ぶのは楽しい事ですけれども、ルイ15世の時代のフランスバロック音楽は多様を極めていました。劇音楽と言っても現代的な歌劇から、歌って踊るミュージカルやボードヴィル・・・歌詞のついたバレエ音楽と言った方が分かり易いでしょうか。

2011年1月18日火曜日

[今夜のお薦めクラシック]インゴ・メッツマッハーのアバンギャルドなプログラム NHK-FM 2011/1/18 19:30 放送。期待度 ★★★★☆

新しい音を恐れるな・・・と、著作も知られているインゴ・メッツマッハーとベルリン・ドイツ交響楽団の演奏会がNHK-FMで、今夜放送。おと年(2009年3月)に急きょ来日公演をして、話題と成りました。なかなかに名前は覚えにくいのですが、将来のマエストロ。現在、まだ53歳。指揮者としていよいよの妙齢。異色な存在に属するマエストロになりそうです。期待度 ★★★★☆。

インゴ・メッツマッハー著 新しい音を恐れるな 現代音楽、複数の肖像

世界の名盤を半額で聴く好機到来!! 新春お年玉セールで在庫総てを"半額"対象といたします。

新春お年玉セールを開催中です。

世界の名盤を半額で

1月31日まで大セール。

対象は全品。総てアナログ・オリジナル盤です。

オーダーはメールで2011年1月31日、23時まで受け付けます。

 

レコードの詳細、オーダーメールのアドレスなどはショップサイトで確認してください。

http://amadeusclassics.otemo-yan.net/

 

SOLDOUT★スリムで美しい★ワルター、モーツァルト:後期六大交響曲 2EYEラベル、初発BOX

世代に関係なく話題にすぐ入れるのが嬉しいクラシック音楽。ロックはお気に入りのレコード、CDのジャケットを見せて貰っているだけで年代が把握できる感じがします。ジャズもそういったところが若干あるかな。マイルス・デイヴィスが好きだと話しがあったところで、好きなアルバムのタイトルをあげて貰うと世代で別れるものです。どのアルバムから聴くようになったと言うことなく、その人の実年齢が愛好するレコードに添っているのが感じられるもので、音楽は時代を反映しているものだなと思います。

さて、時代の音楽ではなくて歴史の古いにかかったクラシック音楽のレコードはそれほどではないもので、「ワルターのモーツァルトは」と言っただけでの素敵なところ、少し残念なところがおおむね意見が揃うと又面白いものです。でも世代間は出てくるもので、ワルターのモーツァルトには三つの顔があったんだと気がつくのです。ウィーン・フィル、コロンビア交響楽団、ニューヨーク・フィル、あなたのワルターのモーツァルトはどれですか?

このレコードは、2011年1月14日にSOLDOUTしました。

SOLDOUT★大チャンス!!カザルス・フェスティバルでの羨望の一枚★カザルス、ドヴォルザーク:チェロ協奏曲 ブルー・ラベル、1stラベル

幻の1枚。と、までは言いませんけれども、伝説の演奏を耳で確かめる事が出来ます。1960年のパブロ・カザルスがプエルトリコで行ったフェスティバルでのライヴ録音盤は、数万円で取引されていたレコードです。弦楽器の録音盤、チェロは特に市場価格はとても高いジャンルです。

それがどうして特価に出来たのだろう。時代の流れは巡りめぐると言うけれども、時に辛い期間がやってきます。何かとても巨大なものが、全体のバランスを取り直そうとしているようですね。今年は指揮者、レナード・バーンスタインが没後30年で、注目が集まっているようです。バーンスタインの名盤や、知られざる録音が目にとまりやすくなっています。これはリバイバルブームと言う事で分かりますが、時同じくして思いがけない出物が登場します。このカザルスのレコードもそうした1枚なのかも知れません。

このレコードは、2011年1月14日にSOLDOUTしました。

 

☆通販レコード 2010年11月19日時点のコンディション☆ 

2011年1月17日月曜日

[今夜のお薦めクラシック]エリック・ル・サージュのオール・シューマン・プログラム NHK-FM 2011/1/17 19:30 放送。お薦め度 ★★★★☆

待ってました!!ショパンの誕生日は2月か、3月なのか? 2つの説がありながら、『どちらも誕生日で良いじゃない』とショパンの愛するポーランドの人たちは争い会うことを放棄。どうせだからと1ヶ月間ショパンの誕生日を祝っています。昨年はシューマンもショパンと同じく生誕200年の記念年であったわけですけれども、シューマンの生誕を祝うコンサートを聴き逃していましたから今夜の放送は楽しみ。RCAに録音があるのに、5年ほど前からアルファレーベルでシューマンのピアノ曲全集を録音しているエリック・ル・サージュさん。パユやメイエのパートナーとして何度も来日して演奏を聞かせてくれていたので、名前より前にお顔はしっかり記憶してしまいました。

今年1月には、『第11集 Alpha 169』がリリース。「アベッグ変奏曲」、「子供の情景」、「ベートーヴェンの主題による練習曲」、「謝肉祭」と入ったRCA盤でも人気のあった曲がいよいよ登場しました。mp3ダウンロードも出来ます。 ダウンロード:Schumann: Klavierwerke & Kammermusik XI

[バロックの森]最愛王・ルイ15世時代の音楽 ①

今週の「バロックの森 NHK-FM 2011年1月17日、月曜日 午前6時放送」は、最愛王と言われたルイ15世の音楽の一週間。昨年の11月の最終週にも関根敏子さんのご案内で聞きましたね。そのつづきというもので、ともかくもバロック音楽が最も華やかだった時代。フランスでの流行は、イタリア、ドイツ、イギリスに大きく影響しました。

《バロックの森》最愛王、ルイ15世の音楽 ①

2011年1月14日金曜日

[今夜のお薦めクラシック]第1692回 NHK交響楽団定期演奏会 NHK-FM 2011/1/14 19:00 放送。

注意!注意!あとで「えっ」って残念がらないようにご用心。今夜のNHK交響楽団の定期演奏会は、プログラムの曲目を観ただけでは"落とし穴"にかかりそう。2曲目にラヴェルの"クープランの墓"があるので、わたしも見のがすところでしたけれども後半プログラムの《展覧会の絵》はリムスキー・コルサコフ編曲版での演奏です。

- 第1692回NHK交響楽団定期公演 -        

  1. 「交響詩“はげ山の一夜”」ムソルグスキー作曲、リムスキー・コルサコフ編曲
  2. 「組曲“クープランの墓”」ラヴェル作曲
  3. 「組曲“展覧会の絵”」ムソルグスキー作曲、リムスキー・コルサコフ編曲
(管弦楽)NHK交響楽団
(指揮)イオン・マリン
~NHKホールから中継~

 

2011年1月13日木曜日

[今夜のお薦めクラシック]ヤナーチェク弦楽四重奏団演奏会 NHK-FM 2011/1/13 19:30 放送。

純朴且つドラマティック、最近の演奏風潮に流されることなく、堂々としているのにシャープにきれる時は若手の弦楽四重奏団が忘れている鮮やかな血しぶきさえ見える様な演奏を繰り広げるヤナーチェク弦楽四重奏団は、子供が生まれてくる時には片手にヴァイオリンを手にしているとさえ言われているチェコにあって至宝中の至宝。でも、ハタキをかけて手にするアンティークではありません。結成は1947年。現役最古参のグループではないでしょうか。クラシック音楽から目を転じると、ローリング・ストーンズとかクラッシュに喩えて良いと思います。事実、日頃クラシックのレコードに親しんでいないロック、クラブ青年が目を見張ったグループです。バンドと言っても良い感じだけど、アンサンブルではなくグループという表現でクラシック・ファンにも分かるように心がけました。

夜のバロック「バロック時代のフルート音楽」テレマン作曲 “ターフェル・ムジーク”第1集から第5曲“ソナタ ロ短調”

テレマンはバッハと同時代に活躍した、ドイツの作曲家です。「ターフェルムジーク」は「食卓の音楽」を意味する言葉で様々な楽器の為のソナタや協奏曲などが集められた、3つの曲集から成っています。タイトルの通り、貴族が食事をする時に演奏されることもあったと言われています。

2011年1月11日火曜日

日本時間午前4時。早朝のクラシック鑑賞は、スカラ座からの生中継インターネットライヴ。

曲目は、前半が

ルイジ・ダラピッコラ作曲 ウリッセから組曲A

ソプラノ:マヌエラ・ビッセグリ

バリトン:ルチオ・ガルロ

後半は、

リヒャルト・シュトラウス作曲 アルプス交響曲

指揮:ダニエル・ハーディング

管弦楽:スカラ座管弦楽団

http://www.medici.tv/

ヴェルディのデスマスクと、音楽は100年前に録音された「プロヴァンスの海と空」 [1912]

髭が生えている男の人は、わたしには個人格を認識できない。ヨハン・シュトラウスのようにしっかりとかっこよく髭を整えていて似合っている友人が居ます。夏に出逢った時は白い涼しげなスーツに帽子といった出で立ちでした。まさにヴェルディの「プロヴァンスの海と空」が漂うような男性です。もみあげや顎髭もしっかり黒々というのは魅惑を感じるのですけれども、唇の下に剃り残しか無精髭かなと思えると整えているという印象は感じられません。そう言う男性だとそのちょろちょろとした印象だけで、顔立ちや知性まで記憶に残らない質のようです。

ガラスケースの中はヴェルディのデスマスクや肖像を彫った飾り物 via travel.webshots.com

2011年1月10日月曜日

[今夜のお薦めクラシック]漆原朝子、ベリー・スナイダー シューマン:ヴァイオリン・ソナタ全曲演奏会 NHK-FM 2011/1/10 19:30 放送。

孤独の中より生み出された真摯で高貴な、そして純粋な魂の結晶。シューマンは生涯に3つのヴァイオリン・ソナタを書きました。なぜだか生前に出版されることなく、今以て作品の認知度はどの程度のものなのかしら。生誕200年を記念に行われた昨年10月の漆原朝子さんの全曲演奏会は、2010年に行われた日本国内でのクラシックコンサートでも屈指の記録を残しました。成人の日に放送されることは意義深いことで、想い出に残る放送になる事でしょう。

午前9時からBS2で、元日に行われた「ウィーン・フィル、ニューイヤーコンサート2011」放送。

ニューイヤー・コンサート2011

  • 指揮:フランツ・ウェルザー・メスト 
  • 演奏:ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団 

 《プログラム》

-1部-

  1. 騎兵行進曲 作品428(ヨハン・シュトラウス) 
  2. ワルツ「ドナウ川の乙女」作品427(ヨハン・シュトラウス) 
  3. アマゾン・ポルカ 作品9(ヨハン・シュトラウス) 
  4. デビュー・カドリーユ 作品2(ヨハン・シュトラウス) 
  5. ワルツ「シェーンブルンの人々」作品200(ヨーゼフ・ランナー) 
  6. ポルカ「勇敢に進め!」作品432(ヨハン・シュトラウス) 

-2部-

  1. 喜歌劇「騎士パスマン」からチャールダーシュ(ヨハン・シュトラウス) 
  2. ワルツ「別れの叫び」作品179(ヨハン・シュトラウス) 
  3. リストの主題による「狂乱のギャロップ」作品114(ヨハン・シュトラウス父) 
  4. メフィスト・ワルツ 第1番(フランツ・リスト) 
  5. ポルカ・マズルカ「遠方から」作品270(ヨーゼフ・シュトラウス) 
  6. スペイン行進曲 作品433(ヨハン・シュトラウス) 
  7. バレエ音楽「イベリアの真珠」から ロマの踊り(ヨーゼフ・ヘルメスベルガー) 
  8. カチューチャ・ギャロップ 作品97(ヨハン・シュトラウス父) 
  9. ワルツ「わが人生は愛と喜び」作品263(ヨーゼフ・シュトラウス)

--アンコール−

  1. ポルカ「ブレーキもかけずに」作品112(エドゥアルト・シュトラウス) 
  2. ワルツ「美しく青きドナウ」作品314(ヨハン・シュトラウス2世) 
  3. ラデツキー行進曲 作品228(ヨハン・シュトラウス1世)

SPレコードを聴く❧トスカニーニの美しく青きドナウ[1941]

傍らにあるのはデスマスク!? ガラスケースの中に2つのデスマスクが収めてありますが、1つはワグナーだとすぐに分かったけれども、もう一方はブラームス?チャイコフスキー? 写真はピアノに向かっているトスカニーニ。夕べ放送されたトスカニーニのラスト・コンサートの放送が、1950年代に最初にオン・エアされた通りに再現されて放送されていましたね。そこで指揮者としてではなくて、作曲家トスカニーニとしてピアノに向かって曲を描いているシーンが放送された時にはデスマスクが脇にあったのには気がつきませんでした。

この部屋にはもうひとつ。ベートーヴェンのデスマスクもあるという事です。

写真はピアノに向かうマエストロ、87歳の時にミラノで1954年の撮影。 via fansinaflashbulb.wordpress.com

2011年1月5日水曜日

POSTEROUSの投稿更新は出来ました。サイトへのアクセスだけが出来ないようです。ログインできずに困っているユーザーがいらっしゃったら、APIから投稿更新を試してはいかがでしょうか。

復旧がいつになるのかは不明ですけれども、POSTEROUSのサイトページだけがアクセスできない状態のようです。「 Post was successfully created. 」とメッセージはされたので、同時更新を設定しているブログには問題無く投稿されました。管理画面にログインできない状態なので設定などを変更することは出来ませんけれども、エントリー更新できることは確認できました。こういう事態に備えて、信頼できるユーザーを投稿メンバー、管理者に指定しておくことをお薦めします。